用語集
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ばね指数
ばね指数は、ばねの設計において重要なパラメータの一つで、ばねの形状と剛性を決定する因子です。具体的には、コイルの中心径(D)を線径(d)で割った値として定義されます。
ばね指数が大きいほどばねは柔らかく、小さいほど硬くなります。これは、ばね指数が大きい場合、コイルの直径が線径に比べて大きくなるため、より柔軟性が増すためです。逆にばね指数が小さいと、コイルの直径が線径に比べて小さいため、より剛性が高くなります。
ばね指数は、ばねがどれだけの荷重を安全に支えることができるか、どれだけの変形を許容できるかを決定するのに役立ちます。適切なばね指数の選定は、ばねがその使用目的に最適な性能を発揮するために不可欠です。自動車のサスペンションシステムや精密機械のバネなど、特定の応用において必要とされる特性を満たすために、ばね指数を適切に設計することが求められます。
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