用語集
Glossary
シム
シムは、機械や機器において、部品同士の間隔や位置を調整するために使用される薄い平板状の部品です。一般的には円形や円環状、四角形などの形状をしており、通常は金属やプラスチックなどの素材で作られます。
ばね製造においても、シムは重要な役割を果たしています。例えば、ばねの組み立て時にばねの間隔を調整するために使用されます。シムを挟むことで、ばねの圧縮や伸長時における間隔を一定に保ち、正確な動作を確保することができます。
また、シムはばねの負荷分散にも利用されます。ばねが荷重を受ける際、負荷が均等に分散されるようにシムを配置することで、ばねの効率的な動作や寿命の延長を図ることができます。
さらに、シムは部品同士の隙間を埋めるためにも使用されます。例えば、機械や装置の組み立て時に、部品同士の間に隙間がある場合に、シムを挟むことで隙間を埋め、部品同士のズレを防ぎます。
シムは薄くて平らな特性を持つため、微細な調整や正確な位置決めが求められる場面で広く活用されています。そのため、自動車や航空機、産業機械など、さまざまな分野で幅広く使用されています。
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